バランスボールは多彩なエクササイズやトレーニングが可能な、非常に優れたグッズです。

一般的な筋肉トレーニングでは鍛えられないインナーマッスルを刺激し、美しい姿勢や理想的な体型作りを効果的にサポートしてくれます。

またトレーニンググッズとしてだけではなく、日常的な『椅子』としても、このボールは優れた威力を発揮します。

身体のサイズに合ったバランスボールに腰を下ろすと、背筋が無理なくスッと伸びる事に驚きを感じる方も多いはずです。

足の位置などを工夫することで、そのまま数時間の仕事やパソコン作業も無理なくこなせてしまうんです。人間が座る際に背もたれなんて必要ないのだと、あなたもきっと実感できます。

そして作業に疲れたならば、そのままボールに背中を預けてみてください。腹部のストレッチになって、最高に気持ちが良いです。

バランスボールのサイズは、ボールに腰を下ろした際に膝が90度の角度で座れるものを選んでください。

ただし現品がない状態でそれを確かめるのは難しいため、各ブランドが基準として示しているのが『身長』です。

ブランドごとの『ボールの大きさ』と『身長』の組み合わせは、下記の商品紹介コーナーにまとめておきましたので、お目当てのブランドが決まったら、合わせてご覧ください。多少の誤差は空気圧で調整できますので、あくまで目安程度にお考えください。

バランスボールに穴があいた時、風船が弾けるようにボールが割れてしまったら、上に乗っている人間は大変な怪我を負う危険性があります。

『アンチバースト』や『ノーバースト』を謳った商品は、そのような際に一気に弾けず徐々に空気が抜けて萎んでいくという、安全に配慮した商品です。

万一の際は背中や骨盤に酷いダメージを負うリスクがありますので、出来ればそのような商品の購入をおすすめします。

ちなみにバランスボールに穴が開くケースとして、ファンヒーターなど暖房器具に接触させて熱によって穴があくというケースが多いようです。使用の際にはご注意ください。

ほとんどの商品には耐荷重が記されており、この数値が高いほど強度は高いと言えます。

ボールの上で身体を弾ませるなど動的に利用する場合、ボールには体重の数倍の荷重がかかりますので、この数値を重視して商品を選んだほうが賢明です。

耐荷重などと合わせて見ておきたいのが、商品の重量です。

バランスボールの素材はほとんどのメーカーにおいてPVC（ポリ塩化ビニル）という素材が使われています。メーカーごとにこの素材の良し悪しがあるかもしれませんが、残念ながら消費者にそれを知る術はありません。

しかし単純な話、バランスボールの外膜が分厚ければ、耐久性もそれに比例すると考えられます。

素材の分厚い、薄いをどう判断するか。断言はできませんが、下の各メーカーの比較表に商品の重量も記載してみました。参考にして頂ければ幸いです。