『子どもの才能』や『潜在能力』の鑑定を謳っている会社は、日本のJBR Medicalと、中国の上海バイオチップコーポレーションの2社です。

各社とも「子ども」を強調していますが、鑑定に年齢制限はなく赤ちゃんから大人まで利用できるサービスです。（遺伝子は成長によって変化をしません）

検査分野数や項目数を比較すると、上海バイオチップ社の方が圧倒しているようにも見えますが、「音楽」「ダンス」「運動」など各分野に重複する部分も多く、やや水増し感があります。

ただ検査する遺伝子数を比較しても、JBR Medicalの12遺伝子に対し、上海バイオチップは19遺伝子と、こちらの方もかなりの開きがあります。

とはいえJBR Medicalの検査が日本国内で行われるのに対し、上海バイオチップコーポレーションの検査は中国で行われ、鑑定書も中国語で作成されます。その結果を日本の代理店が翻訳するというサービスなので、その段階での情報の劣化も懸念されます。

更に代理店もネットを見る限り複数あるようで、その選択によって翻訳品質などの当たりハズレもありそうです。